「そっちのゴハンのほうがおいしい?」
前回の記事でも書きましたが、我が家では「向」の方向に猫の水飲み容器があります。
「水」は川のように淀みなく流れていれば問題ないのですが、
「止まっている水」は場を不安定にさせる力があるとか。
風水的に重要な位置である「向」に水があるのは、あまりよろしくありません。
しかし、家のレイアウト上、ほかに適した場所がなく……。どうすればよいか、悩ましいところです。
ふと、「動いている水はいい」のなら、循環式の自動給水器がよいのではないか?
と思いつきます。我ながらグッドアイデア! 保坂さんに伝えてみると、
保坂さん「残念ながら、それではだめなんです。
電気の力で循環させた水は、“電気を帯びた水”になってしまい、悪い影響をもたらします。
風水では金運を高めるために水槽を使うことがありますが、
その水槽の水を動かすのは、ポンプではだめで、
金魚などの生き物を飼うことで動かす必要があります」
だめか~!!
じゃあやっぱり、ちょっと不便だけど
他の場所に水飲み容器を移すしかないんでしょうか……。
保坂さん「だいたい坐向ラインから50㎝ほど離せば、影響力がなくなってくるんですが、
50㎝離してもまだ影響がある場合もあり、ケースバイケースですね。
ただ、富田さん家の場合は、このままで大丈夫です」
えっ! でも重要な「向」に置いたままだと、気が安定しないんじゃ?
保坂さん「富田さん家の場合、水飲み容器のあるリビングは、家の2階です。
一軒家の場合、重要なのは何といっても土台である1階ですから、
1階の風水を整えれば大丈夫でしょう」
マンションの場合は、2階以上であってもやはり一軒家の1階と同じで、
坐向ラインは重要になってくるとのこと。
保坂さん「さらに、ダメ押しでこのマークを貼っておきます」
と、水飲み容器を入れているトレイに貼ったのは、八角形の紙。
保坂さん「八角形には、場を安定させる力があります。ただし、必ず水平方向に置くこと。
縦に八角形を置いても効きませんし、斜めに置くと気を屈折させてしまうので注意してください」
これで水飲み容器問題は解決ですね! よかったです! (続く)